スパイスの役割
古代エジプトより
殺菌の為のスパイスは、シナモンや胡椒、クローブ、ナツメグなどの香りと共に広がり、インドではガラムマサラ、中国では五香粉、日本では七味唐辛子と食欲増進にもなり喜ばれています。それがインスタント化が進み生姜やわさびもチューブの味が当たり前になってしまいました。殺菌は食品添加物の殺菌剤(ペーハー調整剤)とか保存料がスパイスの代わりをはたし、お肉やお魚には抗生物質が使用され、気が付いてみれば小腸の腸内フローラは怪しく、アレルギー疾患(自己免疫疾患)になっています。免疫を狂わせる化学物質は大気や水や土壌から私たちの身体を汚染していて、210種類の物質について血液や尿を調べたところ、被験者から平均91種の化学物質が見つかっています。PCB,殺虫剤、ダイオキシン水銀、カドミウム、ベンゼンはほんの一例です。おびただしい数の化学物質が身体の中に蓄積されています。平均51種は免疫を抑制する化学物質であることもわかっています。今後増えることはあっても減る事はない環境の中で私たちは生きています。化学的合成と思われるものを少しずつでも減らすことが最初にする防衛策と思います。つぎに安全なお野菜で自己防衛を高めましょう。そしてフラボノイドなどの抗酸化力のあるものを加える事が近道になります。